相談が大切

架空請求が来てしまったとき

 

 架空請求が届いた場合は基本的には無視をして下さい。

なぜ無視をして良いのかといえば法的に支払責任がないからです。

請求者側は請求権もないのに

あたかも「あなたには債務があるような内容」を告げて来ます。

一度払ってしまったお金は後で詐欺であると分かっても戻ってくることはありません。

 

 

但し裁判所からの身に覚えのない請求に限っては

裁判所の制度を利用した悪質な詐欺の可能性も否定できません。

必ず裁判所に問い合わせを行い、事実確認を行って下さい。

 

これは「身に覚えのない請求は無視をする」と広告されていることを

悪用した手口として少額裁判を起こす希なケースがあるからです。

欠席裁判は出頭した側の主張が認められます。

よって、元々請求権のなかった債権が

裁判所からの呼出に応じなかった為に法的に有効な債権となってしまいます。

ごく希にありますので裁判所からの請求には確認をするようにして下さい。

どんな人に相談したら良いのか

 

ネットトラブルに巻き込まれた時子供には

自分で解決できないと感じたら直ぐに誰かに相談することを

十分理解させておく必要があります。

 

相談ごとは内容によって相談しやすい相手とそうでない相手がいます。

どんな人に相談したら良いのか考えてみましょう。

 

基本的には「知識のある人」「判断力のある人」「情報収集ができる人」です。

相談相手として「友達」「先輩」「先生」「家族」と子ども達の周りには

たくさんの相談者がいます。

 

中学生以上になると

「ウチの親はネットのことは何も知らないから相談しても無理」と言います。

 

これは実際のデータとして出ていることです。

データからも分かるように通常、人は悩みを相談する場合

その分野に関して自分より詳しい人に相談しようとする心理が働きます。

 

信頼関係があれば必ずしも相談する訳ではないのです。

 

子供が困った時に親に相談しようと思うには

子供が多少なりとも「親がネットに関する知識を持っている」印象を

持っていられるか、どうかも大切な要因であることは否定できません。

 

仮に親がインターネットに関する知識がなかったとしても

 

大人には、判断力もあれば、情報収集力もあります。

そして何より頼りになることは子供を愛していることです。

子供を守ることができることです。このことを十二分に子供に理解をさせて下さい。

 

 

また、情報収集をする際に注意をしなければならないことは

情報を得ようとする側の知識レベルです。

 

世の中には「パソコンに詳しい人」と呼ばれる人はたくさんいます。

しかし詳しいと呼ぶ人から見て詳しいのであって

必ずしも正しい知識、正確な知識を持っている訳ではありません。

専門家のアドバイスを受けることも時には必要になります。

 

そして、ネット知識だけは解決できる問題でないことも忘れてはいけません。

ネット知識に加え、子供の心のケアーができる。

子供と向き合うことの大切さが分かっている。

 

それらの知識を含めて情報収集しなければなりません。

 

 

 

ネットいじめ等は、最初の切っ掛けや、過程がWEB上であったことです。

事実関係を確認できれば一般的な生徒指導と大きくは変わりません。

 

子供の話を良く聞いて

悩み、苦しみ、望みなどを理解して上げることがスタートです。

子供と向き合って前に進めば必ず解決できるのです。

 

そして一旦解決したようにみえる子ども達は

その場は分かったつもりでも必ずしも応用が利くわけではありません。

違う場面で同じような原因からトラブルを起こすことはあります。

長期的に経過観察をして見守って行く必要があります。

 

 

ネットトラブルを解決する上で注意しなければならないことは、

事実関係の確認を専門家などの正しい情報元で行うこと。

対処法などの案を専門家からアドバイスをもらうことをお薦めします。

 

例えば

大量の誹謗中傷メールが届いた時などシステム的に対処することは可能です。

システムの対処によってとりあえず誹謗中傷メールが届かなくなり

ターゲットになった子供の精神状態を落ち着かせることは出来ます。

その状態から子供の心のケアーに入らなければなりません。

 

問題となったケータイを取り上げるのも1つの対処方ではあります。

しかし、それが必ずしも良いとは限りません。

 

 

子供のケータイ世界では

ケータイメールを通じて心のつながりを持っている事実もあります。

 

メール交換をしている一部の子供とトラブルを起こしたのであって

自分の心の支えになっている友達ともメールができなくなってしまう

環境においてしまうことが適切であるとも考えにくいからです。

 

その辺りが子供の話し合い、子供の気持ちを尊重することが重要です。

 

ネットトラブル解決は相談する勇気を持つこと

 

子供達が架空請求被害に遭うケースとしては

届いた迷惑メールのタイトルに誘惑されてクリックしてしまうようです。

 

この場合コンテンツがアダルトサイトであることも少なくありません。

アダルトサイトのタイトルに興味を持ってクリックしてしまったことを

親に言いたくない気持ちが先行して相談をしないケースがあるようです。

 

 

フィッシング詐欺でも

元々禁止されているネットショッピングをしてしまった為に

被害にあった場合などでは、「叱られる」ことに恐怖を感じ

親に相談せずに被害が拡大してしまったりすることがあります。

 

 

やってしまったことは仕方がありません。

ネット被害は放置をしておくと被害が拡大するケースが多々あります。

ネットいじめも時間が経過すれば経過するほどことの収拾が大変になることでしょう。

悲しいことに自ら命を絶ってしまった中学生の遺書に

「親に心配を掛けたくなかった」とあったそうです。

この新聞記事を読んだ時には言葉を失いました。  

 

 

自ら命を絶とうと考えている人には冷静な判断をすることは無理です。

その時点ではつじつまの合わない話ばかり出て来ます。

普通に物事が考えられないほど追い込まれているようです。

人は自分を攻めだすと周りは全く見えなくなるようです。

自分で自分を攻めてしまう前に誰かに相談しなければいけないのです。

 

大人になってからも何度も壁にぶつかるでしょう。

本当に自分が困った時、自分では解決できないと思った時、

素直に相談する行動をしなければなりません。

 

人に相談することは決して恥ずかしいことではありません。

選択として正しいことであること。

過ぎ去ったことの過ちは責められることはない。

両手を挙げて助けを求めることが必要な場面があると

子供に十分理解してもらわなければなりません。


情報モラル ポータルサイト開設