ネット社会の今とこれからを知る

子供のネット社会を知りたい

 

子供のネット社会を知るにはどうすれば良いでしょうか。

 

インターネットの世界は日々進化しています。新たな製品、新たな機能が発表されれば半年もしない内にそれらが起因した社会現象が起きることはよくあることです。
刻々と変化するインターネットの世界に子ども達が踊らされてしまうこともしばしばあります。
となれば、常に大人もその変化にある程度は目を向けている必要があります。



製品やシステムを知ると同時に、そのシステム等を今の子ども達がどんな風に活用しているのか。そしてその活用方法に問題はないのかを知らなければなりません。

 

それらを比較的簡単に知る方法は、ニュースに目を通すことです。インターネットでIT関連やネットに絡んだ青少年犯罪ニュースをチェックすると、子供を取り囲んでいるネット社会の動向をうかがい知ることができます。
そんなニュースを見たところで知らない用語ばかりで意味など理解できない、と言われる方も多いかと思いますが、それはそれとしてまずは目を通すことが大切です。


頭の隅に関連する用語、"キーワード"があれば、テレビや雑誌で同様の記事を見た時に目がいくようになります。人間は、知らないキーワードには反応しませんが知っているキーワードには反応するのです。




例えば、テレビを見たりラジオを聞いていて、自分の住んでいる街の名前が流れた時、他のことをしていても手が止まることがありませんか?

これが、知っているキーワードに反応した状況です。知っているキーワードが頭に入った時にその内容を詳しく知ろうとする意識が働きます。
時間のある時にIT関連ニュースをインターネットでチェックをするだけで自然とインターネット社会の知識が広がるようになります。

つまり、今の子ども達が示している興味関心を、大人である自分自身も持ち続けることが、彼らのネット社会を知る近道なのです。 

 

また、出来ることならば分からない用語と出会った時に、そのままその用語をインターネットで調べてみて下さい。
やり方は簡単です。知りたい用語をコピーして検索窓に貼り付けて検索するだけです。

もしそれでもよく分からない時には用語のすぐ後ろに"とは"とつけて検索してみて下さい。

"インターネットとは"といった具合です。

そうすると、その用語の意味が多くのサイトにより解説されており、それらを読むことにより具体的に知ることができます。


こんな習慣があなたの知識を広げてくれます。





ネットに絡んだ青少年犯罪ニュースやトラブルを多数見てみると、共通事項があることに気づきます。
これらは、子ども達がネット犯罪やネットトラブルの加害者や被害者となる主な原因といえます。
私達はこの共通事項を子供は知らない!親が教える情報モラル13のポイントとしてまとめました。参考にしてみて下さい。



青少年犯罪や子供のネットトラブル関連のニュースは決して縁遠いものではなく、身近に起き得る話題です。
その中には、ネットトラブルを予防するためのヒントが隠されています。
ぜひ、子供と一緒に、日頃からネット関連のニュースを話題に取り入れ、興味関心や情報を共有することをお薦めします。




子ども達に人気のサイトを見てみる 


子供に携帯電話を持たせるのはいいがトラブルに巻き込まれないか心配、と思われる保護者の方は多いでしょう。「子供が何をやっているのか私にはわからない・・・」と嘆いているなら実際に子ども達に人気のあるサイトを保護者の方が利用してみることをお薦めします。

「ゲームなんてどうやったらいいのか分からないから」と言われる方も子ども達に人気のあるケータイ用サイト、「モバゲータウン」に会員登録してみて下さい。

 

http://www.mbga.jp/

 

会員登録をするとモバゲータウンからメールが届くようになります。
どのくらいの頻度で届くのか、どんな内容のメールが届くのかだけでも知ることが出来ます。
「こんなメールが勉強中に届けば・・・」と思うかもしれません。
子どもがやっていること、与えられている情報を知ることが大切ではないでしょうか。
実際にゲームをやらないとしてもサイト内のあちらこちらに広告が貼られています。


その広告をクリックしてみて下さい。どのようなサイトへ繋がっているのか知るだけでも、保護者として価値があるはずです。




また、今人気の"ケータイ小説"を実際に読んでみて下さい。
時間が無い、気がすすまないということなら、例えタイトルだけでも良いですから見てみて下さい。子ども達の世界が垣間見えます。



そして、"プロフ"を実際に検索してみて下さい。
驚くような画面を目にするでしょう。それとも、この程度かと思われるかも知れません。
何もせずに心配をしているより、まずはインターネットで"プロフ"と検索をして子ども達の世界を体験してみて下さい。




大切なことは、子ども達のネット社会を見て親が何を感じ、どう見守っていくべきかを考えることだと思います。

ネット犯罪ニュースにはいっぱいヒントがあります



子ども達のネット社会で起きている事件やトラブルを、直接間近に見たり聞いたりする機会は少ないかと思います。ですから、新聞、テレビで目にする子ども達のネットトラブルに関するニュースを見て、それがなぜ起きたのか考えてみて下さい。


インターネットでそのニュースに関するキーワードを入れて検索してみて下さい。

我が子の周りでも同じような環境があるのか本人に聞いてみて下さい。
今、子どもに何を教えなければいけないのか。子供の気持ちをどのように理解してあげるべきなのか。
日頃から子供に関するニュースにアンテナを張っていると、ヒントが見えて来ます。



時にはそうしたニュースをテーマに、子供がどんなことを感じるのか聞いてみて下さい。
子供が持っている疑問、不安を聞いてあげて下さい。そんな日々の会話が、子供がいざネット内で困った時に、親に相談しようという気にさせます。
「うちの親はネットのことなんて知らないから」と当てにしなくなってしまわないためにも、常日頃からネットトラブルやインターネットの使い方について話し合うことをお薦めします。

 

子供が持っている疑問や不安の答えは、インターネットに関する知識がなくても答えてあげられることはたくさんあります。
「ネットいじめ」と聞くと専門知識が無いと解決できないように思えるかも知れません。
確かに、具体的な対処方法やいじめに至る経緯を知るにはいくらかの知識は必要かもしれません。

しかし最終的には子供に安心感を与えてあげられなければいじめ問題は解決しません。
ですから、「ネットいじめ」の予防と対処は、ネット内だから、と特別な方法を取るわけではなく、やはり「子供と向き合うこと」にたどり着くはずなのです。

 

けれど何も知らなければ、あらかじめ我が子に注意を促すことは出来ません。
「うちの子はメールくらいしかやっていないから大丈夫」「ここは田舎だからそんな子はいない」などと
言っていてはいけません。インターネットには田舎も都会も関係ありません。
子供は吸収力が早いのでちょっとした機会に知識を得て危ない世界に入ってしまうことがあります。



もしも我が子がネットトラブルに直面した時、その背景であるネット社会の現状が分かっているかいないかは対応方法に大きく影響することは確かです。そのためにも是非、日頃からニュースをチェックし、情報収集することを心掛けて下さい。

30年先の日本を見据える必要性

 

25年ほど前にテレビゲーム機が発売され、当時の子ども達が"テレビゲーム世代"と呼ばれていました。
すると、さしずめ今の子ども達は"ケータイ世代"と呼べば良いのでしょうか?


このケータイ世代はいつまで増え続けるのでしょうか。
このケータイ世代が増え続けたとき日本はどうなってしまうのかと思うと、不安にならざるを得ません。

 

ケータイ世代がケータイ世界で行っている配慮に欠けた表現には不安を隠せません。
裸の写真を自ら公開したり、パートナーとの性生活を自慢話のようにブログに綴ることは、冷静に物事を判断しているとは受け止められません。

度々ニュースを騒がせる子どもの関与する記事を見ても「相手を思いやる気持ち」を十分持ち合わせていたら未然に防ぐことができたのではないかと思えることもあります。
もちろん、ケータイを利用する全ての子ども達に問題があるのではありません。

ただ、私達大人世代が育った時代には考えに入れずとも良かった現象が、子どもの生活に入り込んでいるケータイ世界には存在しています。そのことからは、目をそらしていてはいけないのです。

 

 

「人を思う気持ち」が薄れてしまった子供がそのまま大人になった時、将来、彼らの人間関係はどうなるのでしょうか?

ケータイ世代が親になった時、自分の子供にどれだけ「相手への思いやり」を伝えられるのでしょうか?

「思いやり」が薄れた時代が訪れるのでしょうか?

そこには、それに起因した社会問題が起きることはないのでしょうか?



かつて「新人類」と呼ばれ、驚くような考えを持った子ども達に対し当時の大人たちが持った「未知のものへの漠然とした不安感」。
その「新人類」が今の親世代にあたってもいますが、結果的にはそれなりの平和な日本があるじゃないか、と安心していれば良いのでしょうか?

 

親は、子どものケータイ世界、ネット社会の広がりをどのような目で見ていけばよいのでしょうか?

もし20年、30年前にインターネットの出現を予測して現在の親世代に教育が行われていたとしたら今のネット社会のような状況があったでしょうか?

 

 

「携帯電話は学ぶチャンスを失う」でも触れていますように、「相手のことに思いを巡らせ、考える気持ち」がこのまま忘れ去られてしまわないのか、そうした気持ちの大切さを、私達大人が立ち止まって考えなければいけないと思います。

 

21世紀、インターネットの浸透により前世紀では考えられなかった文化が生まれました。
この文化に対応できる教育を新たに考える必要があります。
それは学校にばかり任せるのではなく、地域を含めた学校と家庭のつがなりの中で子ども達を見守っていく必要があります。




ケータイの便利さから忘れがちなものを1つ1つ見つけ出し、子ども達に伝えて行かなければなりません。
その一つが「相手への思いやり」です。そして、ケータイを手にし、ケータイ世界に捕らわれることによって失われかけている「自分を見つめる時間」であり、それに伴う「自問自答すること」でもあります。
それらは、子供から大人へ成長する過程で時間を掛けて身に付けられることなのです。  




ケータイ世界に触れることにより、そうしたことを体験的に学習し身につけるということをしなくなってしまう傾向があります。
これは、携帯電話を子供のうちに持たせなければ大丈夫なのかといった問題ではなく、子供は、自身を取り巻く周囲の考え方に影響される可能性があるわけですから、大人が意識的に伝えるチャンスを設けなければならなくなります。

そして、親として、大人として、「自分は手本になっているのか?」と「自問自答」していかなければなりません。







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