ケータイの請求書を親子でチェック

ケータイの請求書を親子でチェック

 

 

子どもが安全に携帯電話を利用していくには、親が常に、子どもの利用状況に目を配っていく必要があります。その為の手段の一つとして、毎月届く携帯電話の請求書の明細を"親子"で確認をすることをお薦めします。


携帯電話の利用料は携帯電話会社によって、また個々の契約内容によっても違いますが、料金体系を大きく分けると基本使用料、通話料、パケット代、情報料(有料サービスを利用した際に発生)となっています。

この中のパケット代はメールやWEB閲覧、音楽のダウンロードなどで高額になりがちなため、そうしたサービスを利用する人の多くは定額による使いたい放題を契約することが主流となっているようです。

 

ただ、子どもがそれを利用することによって、インターネットの利用頻度に意識がいかない親が多いようです。定額でなければ「高くなると親に怒られる」と、子供は料金に神経を使うでしょう。当然、親も使いすぎには常に目を向けます。是非一度携帯電話の請求書に載っているパケット代の明細を見てみて下さい。
使いたい放題を利用している場合、「パケット通信料」の請求金額がウン十万円になっていることはざらにあり得ます。ただ、定額契約のために値引き調整をした形になっており、実際の請求は契約通りの金額になっているだけです。

携帯電話会社によって表現は違いますが"コンテンツ利用料""情報料"などは、音楽ダウンロードや契約サイトの有料サービス等に掛かったサイト利用料金などです。パケット代は利用内容で変わりますが、明細を見ると、子どもに人気の「着うた」「着うたフル」と「着メロ」ではパケット量が大きく違うことが分かります。

利用する上ではダウンロード操作としては何ら変わらないのですがパケット量は大きく変わります。これを見ても子供がどんな使い方をしているのか見えて来ます。料金が同じなら、と無関心な保護者もみえるようですが、このパケット通信料が多いということは、子供はそれだけ携帯電話を使って何らかのサービスを受けていることになります。

 

携帯電話で音楽を聞く場合、機種によって利用方法は異なっています。
CD等からパソコンを経由してmicroSDカード他へ録音し、それを携帯電話に入れて携帯音楽プレーヤー変わりに持ち歩く、という方法もあります。
WEBサイトからの音楽ダウンロードに関しては、情報料が1曲あたり課金される契約もあれば月額契約もあります(その際のパケット代は別でかかります)。

ですが一部では、情報料無料のサイトから音楽のダウンロードをしているケースもあります。請求書の有料サービス料(コンテンツ利用料、情報料など)が0円であるのに、子供が音楽を携帯電話で聞いていたとしたら、著作権違反をしている可能性があるのです。

著作権をあなどってはならないのです。著作権の侵害が子供の将来にマイナス影響を与えることも十分あります。今からの時代を生きる彼らには、子どものうちから知的財産権についての意識を植えておく必要があります。

 

分からないことはその都度調べたり、ショップで尋ねたりしてサービスと料金の関係以外にもパケットの仕組みなどを知るようにしましょう。どこの家庭でも利用料制限についての家族ルールはあるようです。約束をした利用金額を超えなければ良しとされているようですが、金額だけにとらわれず利用内容について親が把握し、子どもに指導していくことは、子供の安全を守る上でとても大切です。また少ない例ではありますが料金を厳しく注意するがために友達の携帯を利用してしまい家庭間でトラブルが発生した事例もありますので、その子の希望や利用方法に応じた適切な料金体系を親子とも納得して決めたいものです。

 

携帯電話会社によっては、発信履歴を請求書と一緒に発送するサービスを行っています。WEB上でもチェックできます。何時何分にどこに発信して何分間通話をしたかが一目で分かり、インターネット接続やメールについても詳細が分かるようになっています。このようなサービスを受けることによって親子で明細を見ながら使いすぎがないかを話し合いましょう。当然ながら、そうした話し合いをするには前提条件として子どもの了解が必要になってくるでしょうから、そうしたことも家族ルールとして決めておきたいところです。そして、それを可能とする親子の関係が不可欠です。

実はその関係性が、子どもを守るためには一番必要、となってくるのです。


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