読み聞かせをしてみよう

読み聞かせをしてみよう



ネット社会を健全に生きていくためには、
心の成長が必要になってくることはすでに取り上げましたが、

では家庭や地域ではどのようにしたら
その助けができるのだろう?という点を考えてみたいと思います。



子どもの心の成長を助けるには、実に様々な方法が考えられるでしょう。


家庭においては、子どもと一緒に台所に立って食事やおやつを作ったり
一緒にスポーツをしたり、テレビを見ながら話したり、
散歩や買い物を楽しんだり・・・。「何をして」と並べるのはもどかしく、

それ以前にそうして分けてしまうのはおそらく間違いで、
親が子どもと一緒に生活することすべてが彼らの心と体の成長に
関与しているのだといえるのでしょう。





地域においても、各地域ごとに子どものための積極的な取り組みが
伝えられています。登下校を見守るためのパトロールや、
週末などに以前から行われている野球やサッカー等のスポーツ教室もあります。

地域の大人を学校に招いて様々な体験談を聞く
機会を設けているところもあるようです。


子どもたちが地域の大人と接し、自分の親ではない大人の体験を
見聞きすることは、実体験の少ない子どもにとってはとても貴重な経験です。
そうした経験はまさに、「人の気持ちを思いやる、思い巡らす」
というネット社会に不可欠な心の成長にもつながっていきます。





そうした中、もっと手軽に、子どもたちの心に響くこと、
子供とともに楽しむこと、として上がられるのが、
"絵本の読み聞かせ"だと私達は考えています。



学校で行う情報教育「絵本から伝える情報モラルはあくまでも
学校の授業を前提に考えていますので、その絵本と情報モラルに対して
「説明」「問いかけ」「確認」などが行われます。
これは、家庭や地域の方が行う読み聞かせとは別と考えます。



家庭はもちろん、図書館や児童館での読み聞かせ、
学校へ行かれる読み聞かせボランティアさんなど地域の方々が
される読み聞かせは、あくまでも、絵本の世界を子どもと一緒に楽しみ、
その場にいる子どもが笑ったり驚いたりする様子を楽しみながら眺め、
幸せなときを共有することができるものでしょう。




絵本は、幼い子供から大人までが、
ワクワクドキドキとお話の世界を旅することができます。

まだ自分の周りでは起きていないことや、
現実にはいつまでたっても体験できそうにないような世界を見せてくれ、
その中で自由に遊ぶことができます。そうしたことの繰り返しや積み重ねが、
子供の心に堆積し、心を育てていくと考えます。


それは、ネット社会という限られた社会にとどまらず
子ども達が生きていく上で様々なことを考え
行動していくことの土台となります。




絵本の読み聞かせは、子供と関わり心を通わす方法のひとつです。


子供の心の成長を願い助けていくためには、長い時間が必要です。
スムーズにいくときばかりではないでしょう。
それでも、子どもと関わり続けていくことで
彼らを守り助け自立を後押しすることが未成熟な彼らを
ネット社会に送り出してしまう大人の役割ではないでしょうか。

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