違法性を知る

10.≪権利収入の侵害は泥棒と同じになる≫


インターネットの発達によって、万人が情報配信する時代になりました。それに伴い著作権等今まで子どもには身近でなかった問題が発生するようになったのです。

子どもには罪の意識が薄い、もしくは感じない場合もあるようですが、目に見えない知的財産や無形財産(文章や写真の引用、音楽のダウンロート等)の侵害は、窃盗罪が成立するケースもあります。無料ダウンロードサイトにはウイルスが仕掛けられているケースもありそれによって個人情報が漏洩したりもします。

情報に対価を支払うことは当たり前です。「みんなもやっているから大丈夫」「見つからなければ平気」といった考え方は権利収入の侵害となり窃盗行為に準じます。これを助長しないためにも知的財産や無形財産への認識を高める必要があります。

11.≪ID・パスワードは個人所有である≫


ID・パスワードの不正利用(不正アクセス)による子供の補導・逮捕の事件が現実にあります。子供からすれば単なるゲームに過ぎないのですから携帯ゲーム機を友達から借りる感覚で、インターネット上のゲームサイトで友達のID・パスワードを借りていたのかもしれません。

実社会では友達の了解さえあればゲーム機の貸し借りは可能ですが、ネット内ではゲームに限らず、ID・パスワードはあくまでも個人所有です。ネット社会では不正アクセスによって窃盗罪が成立するケースさえあります。「ID・パスワードは貸し借りしない」ことを充分理解させる必要があります。

子供の人生に汚点を残してしまうのは場合によっては本人の過失より指導者の過失が大きいこともあります。やってしまった本人がいけないのか、教えなかった大人がいけないのかは明確です。

12.≪WEBへの書き込みが有罪になる理由≫


「爆破予告をする」といった公衆が恐怖を感じるような内容を冗談でWEB上に書き込み、逮捕される事例がいくつも起こっています。これが教室の片隅の会話であれば冗談で済まされるかもしれません。

しかしこれをWEBに上げることによって多くの人が恐怖を感じ、回避策として避難する結果となります。世間に多大な迷惑を掛ければ冗談として許される行為ではありません。

書き込みの内容によっては「業務妨害」「傷害」「恐喝」「名誉毀損」などの罪に問われる可能性があります。冗談もWEBに出た時には犯罪になる場合がある。この違いを十分理解させなければなりません。


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